ハリコシがなくなったと感じるとき、髪に起きていること

頭皮ケア
hair salon Alto 美容師 なおと執筆者

こんにちは!
hair salon Altoのなおとです。

私自身が頭皮が弱く、カラーやパーマでしみたりかゆくなったりする当事者です。
女性がオシャレを楽しめるように「頭皮を痛めない」「髪をパサつかせない」ための白髪染めを日々、研究中。

「ハリコシがなくなった気がする」。この言葉、実はかなり曖昧です。人によって指しているものが違います。

ハリとコシは、別のものです

まず整理します。ハリは毛が真っすぐ立とうとする力、コシは曲げたときに戻ろうとする力です。触ったときの印象は似ていますが、原因が違います。

ハリが弱いと感じるときは根元の立ち上がりの問題であることが多く、コシが弱いと感じるときは毛そのものの状態であることが多いです。

お客様に聞き直すようにしています

「ハリコシがない」と言われたとき、私は必ず聞き返します。朝セットしても夕方にはぺたんとするのか、それとも触ったときの感触が変わったのか。

前者なら根元の話です。後者なら毛の内部の話です。見るべき場所が変わります。

以前の私はここを聞かずに、とりあえずトリートメントを勧めていました。今思えば、半分は見当違いだったと思います。

私自身、手触りの変化に敏感です

私は頭皮が弱く、合わない薬剤を使うとすぐ反応が出ます。そのせいか、自分の髪の手触りの変化にはかなり敏感になりました。

毎朝、生え際と頭頂部と襟足を触って確認する癖がついています。変化に気づくのが早いと、対処も早くなります。

根元から作る、という順番

登戸で店をやっていると、この相談は40代以降の方から特に多くいただきます。

当店では、ハリの話であれば頭皮から入ります。毛穴の周りに残ったものを取り除いて、根元が立ちやすい状態にしてから形を作ります。

この順番だと一人あたり40分ほど余計にかかります。効率を考えれば先に切った方が早いのですが、根元が寝たまま切ると、仕上がりが持ちません。

期待しすぎない方がいいこと

年齢による変化は、誰にでも起こります。それをなかったことにはできません。当店ができるのは、今ある毛が持っている力を出しやすい状態にするところまでです。

それ以上を約束するお店があったら、私なら疑います。

それから、今の手触りに特に不満がない方が、先回りして何かを始める必要はありません。困っていない状態を崩す方がもったいないです。

まず、どちらの話か決める

ハリコシが気になる方に伝えたいのは、ハリの話なのかコシの話なのかを分けるところから始めた方がいいということです。そこが決まらないと、対処が的外れになります。

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